ボーレタリア (Boletaria) とは、『デモンズソウル』に登場するロケーション。 ボーレタリアの王、オーラントは、人跡地の限界、氷山脈の奥地で、巨大な楔の神殿を見出し、ソウルの業を手にした。しかしボーレタリアの繁栄は長く続かず、老境に至ったオーラントは、更なる力を求め楔の深奥に入り込みそこに眠る古の獣を目覚めさせた。その結果、色の無い濃霧と、デーモンたちが生じた。色の無い濃霧はボーレタリアを覆い、デーモンたちは人々からソウルを奪い、喰らった。ボーレタリアは、瞬く間に、ソウルに飢えた亡者だけが彷徨う亡国と成り果て霧の避け目から、多くの英雄たちを飲み込み、そして、誰も戻らなくなった。
この濃霧は、静かにボーレタリアから滲み出し、既に北の地の大半が、濃霧の中に消失していった。